会員薬局Map
facebook

会社概要

設立
1992年4月
資本金
800万円
沿革
1992年 9月 神明町薬局開設
1999年 9月 旭町薬局開設
2000年10月 大袋新田薬局開設
2005年10月 新宿町薬局開設

設立の背景

1992年4月に薬剤師である開設者の吉本が、自身で理想と考える保険薬局を開設するために設立しました。
地域に密着した「かかりつけ薬局」を運営する方針のため、現在も川越市内に薬局開設を限定し、「いつ来局しても、何年振りかに来局しても、いつでも同じ薬局スタッフが対応できる薬局」として運営中。

代表者プロフィール

1964年 高知県出身
1987年 日本大学理工学部薬学科卒
1987年 エスエス製薬入社
1989年 寺田調剤薬局入社
1992年 神明町薬局開設 現在に至る

株式会社メディカルセイブ―調剤の心得―

下記の文書は、清水藤太郎先生(1886年~1976年 東邦大学薬学部教授 仙台市出身)作による「調剤規範」よりの抜粋である。

ピッキングシステムはおろか自動分包機や電子天秤すらなかった時代に、薬局で調剤する薬剤師の教育のために書かれたものである。 文章の所々に時代を感じさせる文言は存在するが、この先、調剤という業務がどのように進化し変化しても、一人の人間が、薬剤師として、調剤という業務に向かい合う時に、抱くべき心得は変わらないはずである。

当社では開業以来、何度かの改定が行われた「調剤マニュアル」の末尾に継続して記載し、社是のような文章となっています。


調剤は、不幸にして病気にかかってしまった人々を救う業務であるから、薬剤師は

  1. (1)常に患者に同情を持ち
  2. (2)職務に忠実であって人の信用を失わず
  3. (3)活発であって注意深く
  4. (4)敏速であって精密におこなう

この習慣を養わなければならない。患者は常に不安と疑念を有し、多くはわがままであるから、これに対する冷静と好意と親切を以ってしなければならない。
薬剤師は常に注意して薬局内を整頓して精良な薬品と優秀な器具を準備し、完全な薬剤師たると同時に薬局の信頼信用を増大するように努めていく必要がある。業務が人の生命に関するものであるから、調剤そのものよりも責任が重大である。全て薬剤師は薬局内に於ける道徳上の責任を持たねばならないのである。

[処方せん受付]

  1. 処方せんを受けつけたときは患者に挨拶をして椅子を勧め、処方せんを一回通読内容を把握し、予定の時間を告げ引換券等あればそれを交付しただちに調剤にとりかかる。患者は常に不安を持ち多くは神経質であるので、患者の目前で処方せんを読む際には疑点や不明の箇所があってもそれを表してはいけない。患者は処方せんを完全で疑念のないものと信じているので処方を読む際はすべて重々しく行動し、知人でも軽口は慎まなければならない。
  2. 患者の質問には丁寧に答える。おうむ返しに答えるのではなく、すこし間をおいて答える。この時処方の内容を批判しないこと。患者はよく・病気はなんですか・この薬はなんですか・効きますか などと尋ねる。が、薬品名やその性質、病名、効果等を語るのは処方医の信用に係わることがあるから注意する。効用や使用法は必ずしも一定しないものである旨を告げる。医師は治療上薬剤師と共同作業者であるから互いに尊重を要する。
  3. 調剤室では患者の見えない所で2回精読し、必要であれば参考書と引き合わせて全体を十分理解して誤りのないことを確かめた後に調剤に着手する。処方は初め個々の薬物に注意し、次に全体を通覧する。もとより全文を通読しないで調剤に着手してはならない。
  4. 処方せんに不明な部分があるときは急がずゆっくり考えて同僚または上司の意見を請い善処しなければならない。必要であれば処方医に照会する。患者には時間のかかることを伝え、患者宅に薬剤を届けるなどの配慮をする。

[調剤]

  1. 調剤は清潔に 正確に 手早く 行う。
  2. 調剤は清潔と整頓を旨とする。薬を服用するのは、けして愉快なことではない。不潔は患者に甚だしい不快を感じさせるから調剤者は自己の頭髪服装に対する注意は勿論、手ゆびの先まで常に清潔を心がける。
  3. 医薬品には常に注意を払わねばならない。秤量中は薬品の外観、軽重に注意し不慮の誤薬を避ける。装置瓶に他の薬を混在した場合は、たとえ他人の誤りでも第一の責任は使用者にくる。秤量終わったときは再び念のためラベルを読みもとにあった位置に瓶をもどす。
  4. 処方せんの調剤中はなるべく他の用事をしてはならない。(電話、来客等)調剤室にはみだりに他人の出入りを許さない。
  5. 調剤が終わったとき、さらに一回処方せんを通読し医薬品の誤脱瓶量の過不足を確認する。間違いがあれば剤を捨てて再製し、またある薬品を入れたかどうか疑問のある時も再製しなければならない。間違った薬を投与して名誉をうしなうよりも材料を損失したほうが安い。
  6. 調剤は手早く、入念にあわてずに行う。調剤の遅いのは知識又は経験の不足に寄るためか、多くは両方かけているためである。
  7. 調剤はただ機械的ではいけない。油断なく注意深きを要する。誤りはその人に属しその人の注意によってのみ避けることができる。
  8. 不明な点を人に聞くことをおそれるな。
  9. 調剤中には私語雑談をしてはならない。又、大声を発し、棚越しに話しかけてはいけない。患者は調剤者の一挙一動を見ているものである。一流の薬局は静かなものである。

〔投薬〕

  1. 投薬は間違いの発生しないように極力注意する。投薬を完了するときは、薬剤は既に患者の口に入ったも同然である。患者の命は、
    1. (1)処方せん交付時
    2. (2)調剤交付時 に決定する。
  2. 投薬後薬剤に誤りを発見した時には迅速に適切な処置をとらなければならない。上司にただちに申し出、前後策を講ずる。

〔一般心得〕

  1. 薬局は患者のために存在するのだからすべて患者中心に考える。
  2. 患者には懇切丁寧を基本とし、間違っても冷淡粗暴な行為があってはならない。又あまりにもなれなれしくなってもならない。常に言語態度に注意を払う必要がある。
  3. 患者から苦情が持ち込まれた際は一応これを弁明し、ご理解いただけるように努力する。
  4. 業務上の秘密は決して人に洩らしてはならない。自己の人格に係わるものであり、薬局内の一調剤者の不名誉は全調剤者の不名誉となることを心に留めて置く。
  5. 誤って物品を破損し、又は業務上における金銭及び名誉上の損失を与えたときは遅滞なく上司に報告し、その指示を仰ぐ。
  6. 上司・先輩の命には従う。上席者は原則として全ての方面に経験に富み、内外の事情に精通しているからである。
  7. 薬剤師は誠実にして向上心を持ち、常に熟練した上席者の仕事を注視していなければならない。
  8. 薬剤師は工夫に富み、業務上の最良方法を提案するように努め、仕事には常に理想をもちこれに近づくように心掛けなければならない。
  9. 自己の給与以上に仕事にあたれ。物と金は使えばなくなるが、体と頭脳は使用によってのみ発達するものである。

注、一部要約

ページの先頭へ